大量の小天体が地球を周回か
「こうした微小衛星は、1000個に1個の割合で月の重力の干渉を受けて軌道が変わり、地球に激突する。
地球の重力に捉えられた天体の周回軌道は、複雑に入り組んだものとなる。これらの天体が比較的小さく、暗いことがその理由だ。
現在までに存在が確認されている唯一の微小衛星は「2006 RH120」と名付けられた直径3メートルの小天体で、1年足らずの期間、地球の周囲を回った後に太陽を回るもとの軌道に戻っている。
「2006 RH120の大きさと軌道の特性は、我々のモデルと完全に矛盾なく一致している」とジェディキ氏は語る。
「我々の試算によれば、任意の時点において、洗濯機サイズの小型の衛星が1個か2個、さらに約1000個のソフトボール大の天体が地球を周回していることになる」とジェディキ氏は話す。
この発見は、地球と月の間を通る既知の小惑星10万個を対象にしたコンピューター・シミュレーションを踏まえたものだ。その結果、(調査対象となった小惑星のうち)1万8000個が地球の重力に捉えられ、短期間ながら地球を周回する軌道に入ることがわかった」。
Andrew Fazekas for National Geographic News
。実際、今回のシミュレーションによると、大多数の小型の衛星が地球を回る期間は1年に満たない。「10年前に今回の研究を行っていたなら、2006 RH120のような天体がすぐにでも観測されるだろうと予言していたはずだ」。夜空で目にする流星の一部は、実は地球に落ちてくる小さな衛星だ」。
地球を回る微小衛星についての研究は、学術誌「Icarus」の3月号に掲載された。「天文観測のデータを用いて、こうした天体を定期的に特定する方法を現在検討中だ」とジェディキ氏は述べている。このモデルにより、地球の公転軌道に近い軌道を持つ小惑星は、地球の重力に捉えられ、小型の衛星となる可能性が高いことが明らかになった。この程度の間隔で起きているということは、かつて空を見上げた人類が、夜空を横切る小さな月を目撃した可能性もある」。その後はまた太陽を周回する軌道に戻るか、地球に激突するか、いずれかの道をたどるとジェディキ氏は述べている。
例えば、「最も大きいタイプであれば、直径50センチの天体望遠鏡を持つトップクラスのアマチュア天文家でも観測できるはずだ」とジェディキ氏は言う。これほどの大きさであれば、もう1つの月は肉眼でも確認できる可能性があるとジェディキ氏は推測している。地球の周囲を回る天体は月だけではない。
そして10万年に一度、さらに大きなサッカーコートほど(直径100メートル)の天体が地球の重力に捉えられているという。
研究の共著者でハワイ大学の天文学者ロバート・ジェディキ(Robert Jedicke)氏はこう説明する。新たなコンピューターモデルで試算したところ、いまだ観測されていない無数の小型の天体が、地球周回軌道に存在する可能性が出てきた。
さらにこれらの微小な衛星は、時に地球の大気圏に突入し、明るく輝く火球を発生させることがあるという。
◆観測が難しい小型衛星
ただし、今回の新たなシミュレーションの結果をもってしても、実際にさらに多くの微小衛星を確認するのは難しいだろうと研究チームでは指摘している。
微小衛星の大きさや分布についてシミュレーションを行ったのは今回のジェディキ氏のチームが初めてだが、この予測はかなり正確なようだ。「しかし、新たな微小衛星を見つけるためには、全天のかなりの部分を対象とした小惑星観測を一夜のうちに行い、非常に暗い天体を特定する必要がある」。
◆有史以前には“2つの月”も存在?
今回のモデルでは、こうしたごく小さな衛星に加えて、かつての地球がさらに大きな物体を軌道に捉えた可能性も指摘している。「我々はこれらの小惑星の動きを、正確に追跡した。
「10万年前と言えば、ちょうど人類が洞窟の壁面に自らの手形を残していた時期だ。
加えて、地球を回る軌道に捉えられる際に働く重力の作用から、こうした天体は高速で地球を周回するケースが多く、そのため確認はさらに難しくなる。
研究チームの試算により、50年に一度の間隔で、大きなダンプカーサイズ(直径約10メートル)の天体が月(直径約3400キロ)に衝突していることが判明した。太陽や、地球以外の惑星、さらには太陽系内の大型の小惑星の重力が与える影響についても考慮している。
テレビ局サイト 進む多言語化
逆に、欧米向けページには「テレビ局は国の文化の担い手」(国際部)という発想が色濃く、21年3月には民放キー局で唯一となるフランス語ページを設置。国内の中国人も視野に入れており、観光地でもある東京・台場の本社周辺のイベント情報も充実させ、観光パンフレットとしての性格も強い。TBSの存在感を高めたい」と話す。
画面上で言語を選ぶと、サイト上の文章が自動翻訳ソフトで変換される仕組み。テレビ局が番組情報などをインターネットで提供する公式サイトで、日本語のほかに英語、中国語、韓国語などの翻訳を掲載するマルチリンガル(多言語)化が進んでいる。太田哲夫コンテンツビジネス局長は「公式サイトを経由して番組を知る人もおり、中、韓の要望が多かった」と経緯を説明する。
テレビ東京は4月2日、公式サイトで英語、中国語、韓国の3カ国語の自動翻訳サービスを本格導入した。中、韓ページは平成17年春に設置しており、TBS国際部の小川潤部長は「中、韓は同じ文化圏で番組への関心が高い。同年8月には英語ページでスタッフによる英語ブログを開始し、今年3月にはフェイスブックに英語版ページを新設した。
このほか、日本テレビは21年4月に中国語専用ページを設置。なお、NHKは公式サイト「NHKオンライン」では英語版を、海外向けの「NHKワールド」では日本語を含めた18カ国語を展開している。テレビ朝日は現状、英語版のみで「ほかの言語は今後を見据えて研究中」(広報局)としている。TBSは昭和60年代にクイズ番組「わくわく動物ランド」を韓国に販売して以来、150カ国以上に番組の企画や制作ノウハウなどを販売する「フォーマット販売」をしており、海外展開に積極的だ。
TBSも4月、翻訳ページを英、中、韓でそれぞれリニューアルした。機械処理のため、正確さの必要なニュースや権利者の多いアニメは現時点で変換されない。主に日本食を紹介している。
フジテレビの中国語ページは昨年3月にオープン。2月7日の試験導入から3週間で2万件以上の利用があり、「ユーザーからの反応はまずまず」(広報・IR部)という。(織田淳嗣)
。背景には、番組や企画の海外販売が増え、公式サイトが海外の視聴者や業者からの注目が高まっている事情がある。
女子バレー 韓国に敗れ初黒星
日本は25日、第5戦でここまで1勝3敗のキューバと対戦する。
日本は第1セット序盤こそリードを保ったものの、終盤に6連続ポイントを許して今大会初めてセットを落とす。
8チームが出場する今大会はアジア大陸予選を兼ねており、上位3チームと、残りの5チームのうちアジア最上位1チームの計4チームがロンドン五輪の出場権を獲得する。続く第2セットは点の取り合いとなり、木村沙織(東レ)、山口舞(岡山)らが要所で得点を決め、25−22で制した。この結果、日本は4戦全勝のロシアに首位の座を譲り、2位に後退した。しかし、第3セット、第4セットと相手エースのキム・ヨンギョンを中心とする韓国の攻撃に押し切られ、結局1−3で敗れた。バレーボール女子のロンドン五輪世界最終予選(5月19日〜27日)第4日が23日、東京体育館で行われ、第4戦で韓国と対戦した全日本女子は1−3(18−25、25−22、17−25、13−25)で敗れ、今大会初黒星を喫した。
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